ゆめぴりか

北海道のすっごくおいしいお米です。

ゆめぴりか
食味ランキング
ANA

「ゆめ」+「ぴりか」

遂にたどり着いた、ほど良い粘りと甘み。そして、炊きあがりの美しさ。その優れた品質から、「日本一おいしい米を」という北海道民の「夢」に、アイヌ語で美しいを意味する「ピリカ」を合わせて名付けられました。この名前は、北海道内の一般公募で寄せられた3,422通の中から選ばれました。「ゆめぴりか」は、これまでのお米の常識を塗り替える待望の新品種。日本を代表するお米にしようと、北海道民みんなの想いが込められています。

美味しさの特徴

「他のお米と比べてどうかではなく、まったく新しい品種として味わってほしい」と開発者である上川農業試験場 佐藤氏は語ります。美味しさのポイントを挙げると、味を左右するアミロースが低く、粘りがあること(アミロースが低いほど粘りがある)。低いほどやわらかいとされるタンパク質も比較的低くいため、炊きあがりがやわらかく、つやがあること。さらに、粒が厚いという特徴が、高い収量性につながっていることから、北海道米の将来を担うエースとして、期待されています。

6年連続で「特A」を獲得

「日本穀物検定協会」が発表した平成27年産米食味ランキングによると、「ゆめぴりか」は「ななつぼし」とともに、最高位の「特A」に輝きました。(22年産米は参考品種)

※「日本穀物検定協会」調べ
複数産地「コシヒカリ」のブレンド米が基準米。ランクは基準米と比べて、特に良好な「特A」、良好な「A」、おおむね同等な「A´」、やや劣る「B」、劣る「B´」の5段階評価。

ANAの国際線ファーストクラスに採用

おいしさはもちろん、厳しい品質基準をくぐり抜けたお米であることや、試行錯誤を繰り返しながら最高峰のお米が生まれてきたストーリーがANAの企業コンセプトにふさわしいと評価され、平成24年産もANAの国際線ファーストクラスの機内食として採用されました。(平成24年10月現在)

系譜

ゆめぴりか<上育453号> 系譜

美味しさの血統

言わずと知れた良食味米「コシヒカリ」、それを改良した「あきたこまち」。日本有数の米を祖先に持ち、そこに北海道を代表する「おぼろづき」の遺伝子を導入するなど、「美味しさ」を武器にする数多くの品種を掛け合わされた結果、「ゆめぴりか」は、圧倒的な美味しさを持って生まれました。

粘りを左右するアミロース

美味しいお米の条件として重要なのが、粘りを左右するアミロース。「ゆめぴりか」は低アミロースの性質(低いほど粘り強い)を持つ「北海287号」という母と、食味と収量性ともに優れた性質を持つ「ほしたろう」という父の間に生まれました。親の良いところ、そして開発者の想いをしっかりと受け継いで、「ゆめぴりか」は、とびきり味がよく、収量性の高いお米に育ったのです。

開発ストーリー

ゆめぴりか交配の歴史

美味しさという圧倒的な才能

「ゆめぴりか」が生まれたのは、北海道上川農業試験場。ここで品種開発のために毎年交配し、試験場に植えられる数、約15万体。その後、約10年の間、「食味」「収量」「耐冷性」などの観点から、何世代も勝ち残り、はじめて品種として認められます。その確率はなんと約150万分の1。「ゆめぴりか」は、耐冷性という弱点をカバーして余りある抜群の「食味」を武器に勝ち残りました。

一度は、落第の憂き目に

じつは、「ゆめぴりか」は開発から4年目の試験で、「収量」の面で不合格となり、一度サバイバルレースから脱落したのです。しかし、「これほど美味しいお米なのに」と研究員の方々は諦めきれませんでした。そんな中、特A米の品種開発の要請が。そこで再び試験を行うと、問題なく合格。晴れて、上育453号「ゆめぴりか」が誕生したのです。美味しさという圧倒的な才能。これが、研究員の方々を突き動かしたのです。

一番の美味しさ

おいしさを食べ比べた結果のグラフ

※「北海道産ゆめぴりか」と「北海道産ふっくりんこ」
「新潟県産コシヒカリ」「茨城県産コシヒカリ」
「秋田県産あきたこまち」「岩手県産ひとめぼれ」を
食べ比べした結果。
2009年 北海道大学が札幌と首都圏で実施

お米の美味しさは、食食べ比べ試験で、一位を獲得

2009年に、北海道大学が、札幌と首都圏で食味官能試験、いわゆる「食べ比べ」試験を実施しました。「北海道産ほしのゆめ」を基準に、「北海道産ゆめぴりか」「北海道産ふっくりんこ」「新潟県産コシヒカリ」「茨城県産コシヒカリ」「秋田県産あきたこまち」「岩手県産ひとめぼれ」を食べ比べ。炊く前と炊いた後のお米の見た目(外観)、香り、硬さ、粘りなど、そして総合評価(おいしさ)について、銘柄を伏せた状態で、総勢約600名に評価してもらいました。

お米の常識を覆す結果

その結果、7銘柄中、総合評価が最も高かったのは、「ゆめぴりか」。数あるブランド米を差し置いてNO.1に選ばれました。特に、「炊きあがりの見た目」と「粘り」が高く評価されました。北海道米を食べ慣れている地元北海道だけでなく、首都圏の方々にも「最も美味しい」と評価していただいたのです。

客観的データからも実力を実証

「ゆめぴりか」の美味しさを科学的に解明すべく、ごはんに含まれる糖の含量や粘りの強弱を専用の機械で分析・測定。美味しさの大きな特徴である「豊かな甘み」や、低アミロース米ならではの「粘り」は、食べて感じるだけでなく、測定した数値でも証明されています。

北海道大学×ホクレン農業総合研究所

北海道大学農学研究院 食品加工工学研究室とホクレン農業総合研究所がタッグを組み、これらの食味官能試験や米飯の理化学特性の分析を通して、「ゆめぴりか」の美味しさに科学的に迫り、評価・証明しています。

美味しさを守る人

ゆめぴりか<上育453号> 北海道米の新たなブランド形成協議会認定

北海道米の新たなブランド形成協議会 認定マーク

徹底した品質管理

北海道では、「北海道から、ニッポンの米を。」というスローガンのもと、生産から販売まで、北海道が一体となって「ゆめぴりか」の品質維持・ブランド化に取り組んでいます。生産者や各地のJAなどで構成する「北海道米の新たなブランド形成協議会」が、米粒に含まれる「タンパク値」や、「栽培適地での生産」、「種子更新率100%」など生育方法など細かく基準を制定。その基準をクリアしたものだけが、「ゆめぴりか」として認定マークを付与され、販売されます。この認定マークは、「美味しさと安全・安心の証」なのです。

「北海道米の新たなブランド形成協議会」認定マーク

この認定マークは、北海道の形や「米」という文字をイメージしながら「ゆめぴりか」という米が持つ美しい輝きを表現しています。内側のエレメントは、アイヌ語の「ピリカ」、つまり「美しい」女性の横顔のイメージです。

冷害に負けない栽培技術

冷害の被害を受けた平成21年。その経験を生かし、北海道の生産者は栽培技術の向上を図りました。平成21年の栽培の実態を調査した結果「深水管理」が冷害対策に効果的であることがわかり、「水深測定板」を全生産者へ配布。また、「融雪促進」「異品種混入防止」「良質な苗作り」「深水管理」「病害虫防除」「高温登熟期の水管理」「適期収穫、乾燥・調整」「収穫後の圃場管理」と田作りから収穫までの基本技術を見直す「栽培マニュアル」を全生産者へ配布し、実行しています。北海道には、「ゆめぴりか」の品質確保のために努力を惜しまない熱心な生産者と技術者がいるのです。

寒さが育む美味しさ

寒さを味方につける米づくり

寒風吹きすさぶ、北海道の厳しい冬。この「寒さ」を味方につけることから、北海道の米づくりは始まりました。美しい雪解け水は、お米に美しい味わいを与えながらすくすくと育てます。

寒さが育んだ、開発力

また、この「寒さ」は、北海道に「開発力」を授けてくれました。この「寒さ」に耐えられるものを、と「耐冷性」を備えた品種の開発が盛んになった北海道。今では、北海道内4つの試験場で競うように品種開発がおこなわれ、「耐冷性」はもちろん、「粘り」や「甘み」など様々な「美味しさ」を持つ新品種が次々と生まれています。

新しい日本の米どころ

日本の米どころ・北海道

あまりよく知られていませんが、北海道は、23年産で作付面積111,000ha・収穫量640,500tと、新潟県と一、二を争う米どころ。広い大地を活かし、大規模で安定した米づくりを行っています。また、北海道内に4つの試験場があり、常に競うように品種開発が行われ、現在では20の品種が存在しています。

お米の世界の最先端を

しかし、北海道は量だけでなく、他の産地からも常に視察が来るほどの「米づくり先進地」でもあるのです。「ゆめぴりか」に限らず、お米の品質・ブランドを守るための、生産者による「生育方法」や「品質」についての独自基準の制定や、農薬や化学肥料を抑える栽培方法の実践。農薬使用に関する情報の公開。そして「美味しさ」を定量的に分析する研究など、田んぼと研究室で、常に一歩進んだ米づくりに取り組んでいます。

ポイントは少なめの水加減

ゆめぴりかの炊き方

さっと研いで、じっくり浸す。

力を入れずにさっと研ぎましょう。お米の表面を傷つけるとせっかくの美味しさの成分が流れ出してしまいます。その後、可能であれば2時間ほど浸しましょう。お米が水を吸うほど、おいしく炊きあがります。

少なめの水加減でよりおいしく炊けます

「ゆめぴりか」は、粘りがあってやわらかいお米。水の量は、お米一合につき、水の量を大さじ1杯分減らすとより美味しく召し上がれます。

ゆめぴりかの炊き方
ゆめぴりかの炊き方
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